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小さな気配り

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 この写真のお2人の年齢、いくつだと思いますか?

 

 

正解は・・・お2人ともに90歳を超えておられるんです。

男性のご利用者様が始め、一人で上着を着始めたのですが、両腕を袖に通した時には背中で衣類が交差し変な状態に・・・。

それに気づいた女性のご利用者様がすぐに「変なふうになっているよ。脱いで脱いで」と言われ、始めから着なおすところから始められました。最後には綺麗に着なおすことができ、2人してにっこり(^-^)。言葉にはない、感謝の気持ちが垣間見えました。そこにはスタッフの手助けは必要ありませんでした。スタッフが手助けをすると早いですが、ご利用者様同士でお互いにすることに意味があります。スタッフが手伝うとされるままの方も、同じご利用者様に手伝われると自発的に動かれしやすいようにしてくださるんです!今後も柱の隅からそっと見守りたいと考えております。

 

ガーデン加治木では、日常の中に様々なほっこりエピソードが沢山あります。

「私は歳だから・・・」「私は病気だから・・・」と言われる方もおられますが、少しの手助けには年齢や身体の状態は関係ありません!例えば自分の分のついでだからとお茶を汲んで下さったり、庭に咲いていたからと花をご持参して下さったり、洗濯物を籠一杯にスタッフがフロアに持ってきたら干しましょうかと干して下さったり・・・。数えればきりがないほど、沢山の事を手伝って下さる様子が見られます。その際には、上記のようなマイナスな発言は聞かれません。できる事を手伝うというのは当たり前の事に感じるかもしれませんが、ご自分からして下さることに毎日感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も宜しくお願い致します!

Writer
リハケアガーデン加治木RehacareGARDEN KAJIKI