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高齢者福祉研究会 in フラワーホーム

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こんにちは!リハケアガーデン国分 平川です!
今回は、社会福祉法人 山陵会 フラワーホーム様で開催されました
「高齢者福祉研究会」に参加してきました!
今回の研修では、弊社代表の濱田が「これからのデイサービス」
「環境・役割創出」「在宅生活を支援していく中でのポイント」
「じりつ支援とは?」について講義して頂きました!
私自身が今回の講義で感じたことについてですが、
通所介護とは「日中の時間に預かってくれる施設」という
昔ながらの通所介護の印象がいまだにあるように感じます。
実際に私の祖父が家から近いデイサービスを生まれて初めて
利用する事になり、その当日の祖父はピシッとしたスーツにネクタイ。
革靴を履いて、ワクワクした様子で「今日は行ってくる!」
意気揚々と出かけていきました!
しかし、帰ってきた祖父は落ち込んだ様子。
聞くと「思っていたのと違った。皆ただ一日中椅子に座って
熱を測ったり、テレビや昼ご飯が来たら食べるだけ。家にいるのと変わらんかった。」
と話す祖父祖父はデイサービスをオシャレして「出かける場」と思い、
楽しみにしていました。
講義の中でも
「利用者様本人は”預かられ”にデイサービスに通ってるのではなく
デイサービスに”出掛け”に来ている」とありました。
この言葉は、当時の祖父の心情と一緒だったと思います。
他にも在宅生活を支援してくポイントの中で
利用者様の出来ない部分はどうやって出来る様に支援していくか」では
利用者様の「出来ない部分」を細目動作に分ける事で、
何が出来て何が出来ないのか原因をはっきりと見つけ
それを改善・補う工夫をする事で、出来る部分が増えていく。
これは弊社でも利用者様の困り事の解決に近づく方法としてしている事ですが、
改めて講義を受けている際ふと利用者様同士の会話の言葉を思い出しました。
「最近、肩がこる」。
何気ない言葉のようですが、なぜ最近になって肩がこるのか?
肩回りの筋肉が上手く働いていないのか。腰が曲がりつつあり
その中で余計に腕を挙げる姿勢がきつくなってきているのか。
普段の何気ない会話の中で、出てきた言葉かもしれませんが
こういった場面でも原因を見つけ、問題を解決する事が
出来ればもっと生活の質は上がり、利用者様の望む在宅生活に
近付けるのではないかと思えました。
「原因を見つける大事な事に疑問を持つ事」念頭にしていきます!
これからのデイサービスに求められるものは”出掛ける場”として、
それぞれの利用者様の出来る事やこれまでの経験を活かした
役割を見出し、社会との繋がり、在宅での役割を作って
いく事にあると思えます!
その先駆けとなれるようにリハケアガーデン国分スタッフ一同
日々、精進していきます!
Writer
リハケアガーデン国分RehacareGARDEN KOKUBU