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なんで活動・参加をしていくのか?

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R.C  ISHIKI  Base(アールシー イシキ ベース)の

オープニングスタッフも少し揃いつつありますが、引き続き

介護福祉士・リハビリ専門職・看護師を募集しております。

利用者がワクワク・ドキドキして、スタッフも楽しめる新しい場を一緒に作りませんか?

介護の仕事がなんかファンキーでカッコよくワクワクしていきたいですね。

今現場で燻っている方、これでいいのかなとモヤモヤしてる方

新しいチャレンジしてみたい方、高齢者がイキイキとしてるのが大好きな方

待っています!

今回のテーマ「活動と参加」になんで力を入れるのか?です。

弊社の通所介護は12年前に霧島市でリハ特化型のテーマで産声をあげました。

パワーリハビリや物理療法、作業療法士による個別訓練、ペグボードや手工芸などを前面に、

病院を退院しても介護保険の通所介護でリハを受けられる そんなイメージの中、

私が作業療法士でもあったので、釣りに行ったり・料理をしたり、入浴訓練 等

在宅の日常生活や余暇活動もしていました。

 

運動やリハをして心身機能面の回復はあるけど

家に帰ったらジッとしている。食事がちゃんと取れていない。家族の介護量は変わらない。

介護保険の在宅サービスは、如何に元気で住み続けられるかなのに

運動だけでは生活に反映しない方がちらほらみられていた中、、、、

足腰の筋力は弱いのに、グランドゴルフでは杖を置いてスティックをふる

孫のお土産といつもは歩かない方が、両手に荷物を抱え歩き回る

エコクラフトで娘や家族のために、デイ以外の家でもやってくる

近所の保育園とソーメン流しを企画したら、

山に入り、竹をとっていいか地主に交渉し、一本の竹を豪快にナタを振り下ろし

今度は小刀で器用に箸や器を一日中し続ける

プラウンターの園芸から畑を借りたら、炎天下の中、草をイキイキと張ってとる

人は運動だけで元気になるのでなく、その能力を活かして「何かをする(活動」ことで

 

目に見える形となるのだと気付かされました。

そんな時に先輩に言われたのが「心が動けば、体も動く」でした。

そして、その活動も「誰かのために(参加)」で相手がいることで

目的が強くなりやりがいがもっと出るのだと。。。

役割」があってこそ、人は元気になれるんかもしてないと。

 

確かに自分達の生活でも

料理を作る(活動)→家族が食べるから(参加・母の役割) 毎日頑張れるわけで

父親・息子・兄・社長・PTA・野球部保護者 たくさんの「役割」があるから

考えて体を動かしているから、今も元気でいられるわけです。

 

高齢になるとまず取られるのは「通帳と印鑑」と言われます。

子供も巣立ち、地域の役割もひと段落し、友達との交流も少なくなっていく

役割の喪失」 これを防いでいく。

 

障がいがあっても、高齢になっても、認知症になっても、病気になっても

「活動と参加」を通して、やれることを見つけていき、輝かせ

デイを通して「役割」を作っていける。そんな場所でありたいと思っていますね。

 

介護保険の介護の仕事は、世話をするだけじゃ正直ダメだと思います。

確かに介護(世話)が必要な場面もあります。が、、、

現場が、余計な世話をし「世話される立場」を作れば作るほど在宅での家族の介護は増えるばかりです。

本当に必要な部分へは手厚く介護し、できることはしていき能力を活かしていく。

 

デイの決まりきった時間で「みんなでカラオケやレクしましょう」「体操しましょう」ではなく

自分で自分の時間を選択して決めていく作業

 

「じりつ(自立・自律)支援」に、介護サービスも変化していく時期だと思います。

 

介護の仕事が人を元気にしていく、カッコよく、ワクワクして、ドキドキして

「運動・活動・参加」これからも大切にしていこうと、書きながら思い直す

 

社長さんで、、、ごあす!!!

Writer
濵田桂太朗Keitaro Hamada