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令和3年度介護保険改定(通所介護 編)

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色々と出揃ってきた介護保険の給付分科会の資料。

来年度の改定は、今までとちょっと違い加算の細かな見直しが連続している。

ネットでは「こうじゃない」「ああじゃない」と騒がれているが

と言っててもどうしようもない。それには何年も前から作られたレールが必要なのだろう。

今は情報や方向性を収集し、組織の変化を促し、柔軟に素早く対応する体制作りと考える。

今回は、通所編。

これまで出揃った情報を精査し、ユニティとしてどうして行こうかの

頭の中を綴って行こうと思う。

 

第一回は「利用者の同意の押印・署名、をなくし、デジタル化へ」

給付分科会 192回 (参考:P105〜109)

 

頭の中、、、、、

介護保険は本当に紙での書類が多い仕事である。現場の仕事の2割くらいは

資料作成や準備が必要である。

そして、押印や署名はこれまで実地指導でも強く求められてきた。

印鑑がなかっただけで「返還」が行われる。今までたまたまなくて指摘された分返してもらおうか!

 

さぁ、来年度から新たな体制が生まれるだろう。

署名・印鑑をもらわない対応を検討するに当たっては、契約書等をメールやデータで送った実績がいる。

または、本人身分証の情報提示による同意とみなすのであれば「介護保険証」が良いかもしれない。

でもこれまで通り、書面で公布が利用者に必要であれば(高齢者にとっては書面の方がやさしい)

あえてこれまで通り契約書等に関しては、同意の意思を示す押印・署名をとり

本人が書けず家族がその場に不在の場合は、もらわないことかもしれない。

何より、相手の受け入れ状況が追いついているのかが重要と考える。

今後、弊社のデジタル化が進み、ペーパーレスが可能となり契約も相手にデータで送って

サインもPadでできて、高齢者・家族の「習慣」が落ち着いたら、可能かもしれない。

「サインと印鑑を押す」って、ある種、精神的「決める」という「決定」の意思にも感じている。

 

代表 濵田

Writer
濵田桂太朗Keitaro Hamada